情シス Secret Method

catch-img

スキルマッチングサービスおすすめ8選|発注側のメリット・デメリットや注意点

人材不足解消のため、スキルマッチングサービスを利用する企業が増えています。では、スキルマッチングサービスを利用すると、企業にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。本記事では、スキルマッチングサービスの概要やメリット・デメリット、注意点などを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.スキルマッチとは
    1. 1.1.カルチャーマッチとの違い
  2. 2.スキルマッチングサービスとは
  3. 3.スキルマッチングサービスの種類
    1. 3.1.1.クラウドソーシングサイト
    2. 3.2.2.フリーランス特化型の人材エージェント
  4. 4.スキルマッチングサービスで発注するメリット
    1. 4.1.多様な人材を手軽に確保できる
    2. 4.2.ピンポイントに依頼できる
  5. 5.スキルマッチングサービスで発注するデメリット
    1. 5.1.人材の選定が難しい
    2. 5.2.セキュリティリスクが高まる
  6. 6.スキルマッチングサービスで発注する方法
  7. 7.スキルマッチングサービス・人材の選び方
    1. 7.1.スキルマッチングサービスの選び方
    2. 7.2.依頼する人材の選び方
  8. 8.スキルマッチングサービスのおすすめ8選
    1. 8.1.1.クラウドワークス
    2. 8.2.2.ランサーズ
    3. 8.3.3.ココナラ
    4. 8.4.4.Craudia
    5. 8.5.5.Workship
    6. 8.6.6.Anycrew
    7. 8.7.7.レバテックフリーランス
    8. 8.8.8.シューマツワーカー
  9. 9.スキルマッチングサービスで発注する際の注意点
    1. 9.1.契約前にプロフィールを確認する
    2. 9.2.契約内容を精査する
  10. 10.自社業務を外注するなら人材派遣サービスもおすすめ
    1. 10.1.最大の違いは指揮命令権の有無
  11. 11.まとめ

スキルマッチとは

スキルマッチとは、求職者のスキルを重視する採用手法のことです。自社の求めるスキルや能力、資格を有しているかどうかで、採用可否を判断することを指します。そのため、スキルマッチは基本的には自社採用における概念といえるでしょう。

即戦力を求める企業にとって、求職者の持つスキルは重要です。しかし、近年はカルチャーマッチを重視する企業も増えています。

カルチャーマッチとの違い

カルチャーマッチとは、企業の組織風土や文化に合うかどうかを重視する採用手法のこと。スキルマッチと同様、基本的には自社採用における概念です。自社採用の場合は、従業員が持つスキルだけでなく「長く働いてもらえるか」という視点も重要になります。そのため、近年はスキルマッチよりもカルチャーマッチが重視される傾向があります。

スキルマッチングサービスとは

スキルマッチングサービスとは、業務を発注したい企業と、自身のスキルを提供して報酬を得たい個人を結ぶマッチングプラットフォームのことです。スキルシェアサービスとも呼ばれ、さまざまなスキルを持つ人材を案件単位、業務単位で使用することが可能です。

スキルマッチングサービスで依頼できる内容は、システム開発やグラフィック制作、法律相談など多岐に渡ります。近年はフリーランスだけでなく、副業としてスキルマッチングサービスに登録している人材も少なくありません。

「スキルマッチ」は主に人事領域(自社採用)で用いられる言葉ですが、スキルマッチングサービスはアウトソーシングサービスの1種といえます。

スキルマッチングサービスの種類

スキルマッチングサービスは、「クラウドソーシングサイト」と「フリーランス特化型の人材エージェント」の2種類に分かれます。

1.クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトとは、サイトを通じて不特定多数に向けて業務を発注できるサービスです。

発注側が案件を掲示して応募を待つ形式や、受注側が出品しているスキルを購入する形式などがあります。

2.フリーランス特化型の人材エージェント

フリーランスを紹介する人材エージェントも、スキルマッチングサービスの1つです。エージェントに自社が求めるスキルや経験などを伝え、マッチする人材を紹介してもらいます。クラウドソーシングサイトとは異なり自分たちで人材を探す必要がなく、エージェントによるサポートを受けられる点がメリットです。

スキルマッチングサービスで発注するメリット

スキルマッチングサービスを利用すると、以下のようなメリットを期待できます。

多様な人材を手軽に確保できる

スキルマッチングサービスを利用すれば、採用活動や人脈を使うなどの労力をかけず、必要なスキルを持つ人材を手軽に確保できます。さまざまな人材が登録しているので、ニッチなスキルを持つ人材も見つかりやすいでしょう。

ピンポイントに依頼できる

基本的には個人単位での取引になるので、「あと1人だけ人材を補充したい」「この業務だけを任せたい」というときに、ピンポイントに活用できます。スポット的な依頼も可能で、柔軟性が高い点もメリットです。

スキルマッチングサービスで発注するデメリット

スキルマッチングサービスはメリットも多い一方、以下のようなデメリットも存在します。

人材の選定が難しい

スキルマッチングサービスには、経験豊富なプロから趣味レベルまでさまざまな人材が登録しています。人によってスキルの差が大きいため、求めるスキルに達しているか注意深く見極めなければなりません。また、受注側も気軽にサービスを利用できるため、納期遅れや音信不通などのトラブルに発展する場合もあります。

セキュリティリスクが高まる

社外の人材に業務を任せるとなると、やはりセキュリティ上の課題はつきまといます。スキルマッチングサービスはあくまで仲介役なので、トラブルが起きたときに責任の所在があいまいになりがちな点もリスクの1つです。

スキルマッチングサービスで発注する方法

ここからは、クラウドソーシングを例に挙げ、スキルマッチングサービスの利用手順を解説します。

基本的な利用手順は、以下のとおりです。

  1. アカウント登録
  2. 人材を募集する
  3. サイト上で契約を結ぶ
  4. 仮払い
  5. 納品を待つ
  6. 納品
  7. 検収・支払い確定

まずは、発注者としてクラウドソーシングサービスのアカウントを取得します。次に、サービス内の機能を利用し、案件詳細や求めるスキル・経験などを記載したうえで人材を募集しましょう。応募者のなかから人材を選定したら、サイト上で契約を結びます。

契約を締結したら、人材に対する報酬を指定の方法で入金します。なお、この時点での報酬の支払いは「仮払い」という扱いとなり、実際の支払いは納品物が提出されたあとです。

納品物が提出されたら内容を確認し、必要に応じて修正を依頼します。品質に問題がなければ、支払いを確定させましょう。

なお、発注の流れは、利用するサービスや依頼方式によっても異なります。

スキルマッチングサービス・人材の選び方

ここからは、スキルマッチングサービスと人材の選び方を解説します。

スキルマッチングサービスの選び方

まずは、スキルマッチングサービスを利用する目的を明確化しましょう。「どのような業務を依頼したいのか」「そのためにはどのようなスキルを持つ人材が必要なのか」をはっきりとさせることで、求める人材を探しやすくなります。

また、登録者数の多いサービスを選ぶと、求める人材をスムーズに確保しやすいでしょう。

人材への報酬とは別に利用料が発生する場合もあるので、料金体系もチェックしておくと安心です。専門性の高い人材を使用したいなら、特定の業界や職種に特化したサービスを選ぶのもよいでしょう。

依頼する人材の選び方

スキルマッチングサービスで人材を選ぶ際は、スキルや専門性、経験や過去の実績などをチェックします。また、選考過程におけるやり取りのなかで、コミュニケーションスキルも確認しましょう。

ただし、本来の目的は「スキルマッチ」なので、基本的には人間性(相性)よりもスキルを重視した方が、求める人材を獲得しやすいと考えられます。

スキルマッチングサービスのおすすめ8選

ここからは、おすすめのスキルマッチングサービスを紹介します。

1.クラウドワークス

クラウドワークスは、480万人が登録する国内最大規模のクラウドソーシングサイトです。大企業や公的機関にも利用されている信頼性の高いサイトで、幅広い人材が登録しています。

一定基準を満たす人材を認定する「プロクラウドワーカー制度」を設けており、スキルの高い人材を見極めやすい点もメリットです。

2.ランサーズ

ランサーズは、110万人が登録する大手クラウドソーシングサイトです。対面会議や電話連絡も可能で、人材とのコミュニケーションを密にできます。公認パートナーがプロジェクト進行管理などのディレクションを担当してくれるので、複数人に業務を発注したい場合や、アウトソースに不慣れな場合も安心です。

3.ココナラ

ココナラは、個人が自分のスキルを出品する「スキルマーケット」です。トップクリエイターに依頼できる「ココナラプロ」というサービスも展開されています。

4.Craudia

Craudiaは、案件ごと、業務ごとに報酬を支払う形式だけでなく、作業時間に対して報酬を支払う時間制方式にも対応しているため、見積もりが難しい案件も発注しやすいでしょう。一括招待機能や完全非公開設定など、無料オプションも充実しています。

5.Workship

Workshipは、デジタル領域を中心としたクラウドソーシングサイトです。スキルや働き方、報酬額など複数の軸でユーザーを検索できます。また、AIを用いたスコアリング技術で、人材ごとのスキルが一目瞭然です。

6.Anycrew

Anycrewは、短期プロジェクトメンバーから創業仲間探しまで、幅広い人材募集に対応するプラットフォームです。人材の選定から稼働までサポートしてくれる、有料のエージェントプランも用意されています。

7.レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、IT領域に特化したフリーランスエージェントです。業務の進行を目的とする準委任契約を結ぶので、状況に合わせた柔軟な対応が可能となっています。技術理解が高いエージェントが、企業の課題に合わせて最適な人材を紹介してくれます。参画後のサポートも万全なので、安定稼働が可能です。

8.シューマツワーカー

シューマツワーカーは、フリーランス人材・副業人材を募集できるプラットフォームです。課題のヒアリングから募集要項作成、候補人材の提案まで無料でサポートを受けられます。契約後も副業コンシェルジュが継続的に支援してくれるので安心です。

スキルマッチングサービスで発注する際の注意点

スキルマッチングサービスを利用する際は、次のポイントに注意しましょう。

契約前にプロフィールを確認する

プロフィールからはその人のスキルや実績だけでなく、人間性の部分を感じ取ることができます。また、過去の取引における評価も確認できるので、契約前に必ずチェックしましょう。

契約内容を精査する

特に、クラウドソーシングサイトでは、発注者と受注者の間で正式に契約を交わすことはほとんどありません。まずはサービスの規約を確認し、必要に応じて機密保持契約や独自の契約書を用いて対応するとよいでしょう。

自社業務を外注するなら人材派遣サービスもおすすめ

人材派遣サービスとは、人材派遣会社と契約を結び、自社が求めるスキルや経験を持つ人材を派遣してもらうサービスです。人材はいわゆる「派遣スタッフ」として、発注者のオフィスで勤務します。

最大の違いは指揮命令権の有無

多くの場合、スキルマッチングサービスで獲得した人材は、自宅やカフェなど各々好きな場所で働きます。一方、人材派遣サービスは自社のオフィスで一緒に働くので、コミュニケーションが取りやすいでしょう。

フリーランスや請負業者のスタッフを常駐させるケースもありますが、派遣との最も大きな違いは指揮命令権の有無です。派遣契約では、指揮命令権が発注側にあるので、業務のやり方について直接指示を出せるというメリットがあります。

まとめ

スキルマッチングサービスとは、企業と個人を「スキル」で結ぶマッチングプラットフォームです。多様なスキルを持つ人材を手軽に確保でき、この案件だけ、この業務だけ、というピンポイントな依頼もできます。ただし、人によってスキルや経験の差が大きいため、人材の選定は注意深く行う必要があります。

人材不足を解消するなら、人材派遣サービスもおすすめです。もし、ITインフラエンジニアをお探しなら、アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスをご検討ください。

アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスは、ITインフラ専門としては最大級の規模を誇る人材派遣サービスです。エンジニアの教育投資やバックサポートにも力を入れており、質の高い人材を提供しています。まずはお気軽にお問い合わせください。

アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスの問い合わせはこちら


アイエスエフネットがIT担当者の課題を解決!

​​​​​​​

アイエスエフネット編集部
アイエスエフネット編集部
情シス Secret Methodは、ITインフラに特化したサービスを提供する「株式会社アイエスエフネット」から生まれた、IT業界で活躍する皆さまの課題解決をサポートするメディアです。 情報システム部門の皆さまに向けて、ITインフラに関する役立つ情報やノウハウをお届けしてまいります。Twitter:@ITmethod_____

CONTACT

エンジニア不足でお悩みの方は
お気軽にご相談ください

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

よく分かるサービス資料は
こちらから

お電話でのお問い合わせはこちら

平日 09時〜18時

関連記事

ITインフラエンジニア
派遣サービス導入事例

3分でよく分かる
サービス資料はこちら


エンジニア不足に関する
ご相談はこちら


カテゴリー

タグ