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SIerの年収を参考に優良企業を選ぶ方法|選び方のポイントや注意点について解説

優良なSIerを選ぶ際には、エンジニアの年収が1つの基準として参考にできます。エンジニアへの年収が高いSIer企業を選ぶことには、さまざまなメリットがあるため、事前に詳細の把握がおすすめです。本記事ではSIerの活用時にエンジニアの年収が高い企業を選ぶメリットや、選定時の注意点などを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.優良なSIerを選ぶ際の基準
    1. 1.1.優良なSIerほど社員のフォローが手厚い
    2. 1.2.優良でないSIer企業と契約すると多くのデメリットがある
  2. 2.エンジニアの年収から優良なSIerを見分けられる?
    1. 2.1.エンジニアの年収が高い=売上を社員に還元している
  3. 3.年収からSIerを選ぶ際のポイント
    1. 3.1.最新の年収情報を参考にする
    2. 3.2.年収とあわせて企業の売上もチェックする
    3. 3.3.SIer企業の離職率も参考にする
  4. 4.年収の高いSIerを選ぶメリット
    1. 4.1.エンジニアのモチベーションが高い
    2. 4.2.フォロー制度が充実している可能性も高い
    3. 4.3.安定した経営に期待できる
    4. 4.4.エンジニアの育成に力を入れているケースも多い
    5. 4.5.エンジニアの途中離脱などのトラブルが発生しにくい
  5. 5.年収の高いSIer企業
    1. 5.1.野村総合研究所
    2. 5.2.三菱総合研究所
    3. 5.3.電通国際情報サービス
  6. 6.SIerを選ぶ際の注意点
    1. 6.1.SIerを活用する目的やゴールを設定しておく
    2. 6.2.年収の高いSIerはコストが高くなる可能性も懸念される
    3. 6.3.SIer以外の方法も検討する
  7. 7.エンジニアの確保を進めるなら「エンジニア派遣サービス」の活用もおすすめ
    1. 7.1.「アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービス」で派遣エンジニアを確保することも1つの方法
  8. 8.まとめ

優良なSIerを選ぶ際の基準

SIerを活用する際には、優良な企業を選ぶのがポイントです。優良なSIerほど、契約時に多くのメリットを得られます。どのような企業が「優良なSIer」なのか知ることが、1つの選考基準となり得ます。

優良なSIerほど社員のフォローが手厚い

一般的には優良なSIer企業ほど、社員のフォローが手厚い傾向にあります。SIer企業にとってエンジニアは資本であるため、手厚いフォローをして大切に扱うことが求められます。福利厚生や業務中のフォロー制度・教育制度が充実している企業ほど、優秀なエンジニアを確保しやすいでしょう。

優良でないSIer企業と契約すると多くのデメリットがある

エンジニアを大切にしないいわゆる「ブラック企業」と契約すると、プロジェクトの進行にデメリットを与える可能性が懸念されます。例えば、与えた業務を期日通りに遂行してくれなかったり、想定通りに事業が進まないケースがあったりします。契約後のことも考慮して、優良企業を選ぶ方法を事前に把握しておくことが重要です。

エンジニアの年収から優良なSIerを見分けられる?

優良なSIerを選ぶ基準の1つに、「エンジニアの年収」があります。以下では、エンジニアの年収が優良なSIerを見分けるポイントになる理由を解説します。

エンジニアの年収が高い=売上を社員に還元している

エンジニアの年収が高いSIer企業は、売上を社員に還元して投資していると考えられます。優秀なエンジニアを確保することに力を入れていると想定されるため、依頼することで社内体制の構築をしてもらえる可能性が高いです。

年収からSIerを選ぶ際のポイント

エンジニアの年収からSIerを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。以下では、エンジニアの年収からSIerを選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介します。

最新の年収情報を参考にする

エンジニアの年収からSIer企業を選ぶ際には、最新情報を参考にすることが基本です。過去と現在では、企業の状況や体制が異なっている可能性が高いです。古い情報は現在のSIer企業を正しく評価しているとは限らないため、最新のデータをチェックしましょう。

年収とあわせて企業の売上もチェックする

エンジニアの年収からSIerを選ぶ際には、企業の売上もチェックします。年収と売上が不相応だと、その後の経営が不安視されます。契約の途中で会社が倒産すると、プロジェクトが停滞してしまうため、経営状況がよいSIerを選ぶことも重要です。

SIer企業の離職率も参考にする

年収だけでなく、離職率も高いSIer企業は、何かしらの問題があると想定されます。職場環境がよくないと、エンジニアのモチベーションが低くなり、現場での作業に影響する可能性もあります。離職率が高いと実績のあるエンジニアが少なくなり、求める成果を得られなくなる可能性も懸念されます。

年収の高いSIerを選ぶメリット

エンジニアの年収が高いSIerを選ぶことには、多くのメリットがあります。以下では、エンジニアの年収が高いSIerを選ぶメリットを解説します。

エンジニアのモチベーションが高い

年収が高いSIerは、エンジニアのモチベーションが高いケースが多いです。仕事に積極的に取り組むことが期待できるため、プロジェクトの進行にメリットがあります。どれだけ能力のあるエンジニアも、仕事への意欲が低いと成果につながらないため、モチベーションの高さは重要な要素です。

フォロー制度が充実している可能性も高い

年収などの待遇面が良いSIer企業は、フォロー制度が充実している可能性も高いです。エンジニアが働きやすい環境を構築している企業であれば、安心してプロジェクトの相談ができます。SIer企業のホームページなどから、エンジニア向けのフォロー制度を実施しているか確認してみましょう。

安定した経営に期待できる

高年収を実現できているSIer企業は、安定した経営に期待できる点でもメリットがあります。安定した経営ができているSIer企業ほど、途中で倒産したり、エンジニアが辞めたりといった可能性が少なくなります。無理のない経営ができている証でもあるため、長期的に依頼も可能です。

エンジニアの育成に力を入れているケースも多い

年収の高いSIer企業は、エンジニアの育成に力を入れているケースも多いです。最新の技術やスキルを持つエンジニアを多く確保している可能性があるため、プロジェクトへの貢献に期待できます。個々のエンジニアの能力を重視する際にも、年収の高いSIer企業を選ぶことにメリットがあります。

エンジニアの途中離脱などのトラブルが発生しにくい

エンジニアの途中離脱など、プロジェクトの進行を妨げるトラブルが発生しにくい点もメリットです。高い年収が約束されていれば、エンジニアは転職を考えることが少なくなります。結果的に自社のプロジェクトに長期的に参加し、貢献してくれる可能性が高まります。

年収の高いSIer企業

年収の高いSIer企業を選ぶ際には、事前に具体的な対象を把握することがポイントです。
以下では、年収の高いSIer企業を3社紹介します。

野村総合研究所

経営のコンサルティングや、金融・産業ITソリューションに関するサービスを実施しているSIer企業です。幅広い事業展開をしているため、豊富なノウハウに期待できるSIerでもあります。

三菱総合研究所

企業経営や社会インフラ整備など、多くの領域でコンサルティングとICTソリューションを提供する企業です。多様なジャンルに対応できることから、複数の事業をまとめて依頼することも検討できます。

電通国際情報サービス

IT基盤構築や業務アプリケーションの提供などを、多くの業界に向けて行っているSIer企業です。海外展開にも力を入れていて、世界の各地に拠点を持つのも特徴です。海外のノウハウを事業に取り入れて、業務改善などを進めることにも期待できます。

SIerを選ぶ際の注意点

SIerを選ぶ際には、いくつか事前に注意すべきことがあります。以下では、SIerを選ぶ際の注意点を解説します。

SIerを活用する目的やゴールを設定しておく

SIerを活用する際には、まず目的やゴールを設定しておく必要があります。なぜSIerが必要なのかが明確でないと、メリットを活かしきれない可能性があります。SIerに任せる業務の選定と、求める結果を設定し、SIerを活用する意味を確認しておきましょう。

年収の高いSIerはコストが高くなる可能性も懸念される

年収の高いSIerに依頼する場合、コストが高くなる可能性も懸念されます。事前に予算を組み、その範囲内で収まるように調整する必要があります。予算を明確にしておくことで、SIer企業から具体的な提案を得やすくもなります。

SIer以外の方法も検討する

SIer以外にも、エンジニアの体制構築をする方法はあります。さまざまなサービスを比較して、最適なものを選ぶことがポイントです。例えばエンジニア派遣サービスなどを使い、優秀なエンジニアを集める方法が検討できます。

エンジニアの確保を進めるなら「エンジニア派遣サービス」の活用もおすすめ

スムーズなエンジニアの確保が目的なら、「エンジニア派遣サービス」の活用がおすすめです。

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積極的なスキルトレーニングや資格取得の支援もしているため、高い能力を持つエンジニアが豊富にいます。優秀なエンジニアを複数人確保して、事業体制を構築したい際にもご活用いただけます。

まとめ

SIerに依頼する際には、エンジニアの年収が選定における基準の1つとなります。エンジニアに高い年収を提示できるSIer企業ほど、充実したフォロー制度や安定した経営に期待できます。事前にエンジニアの年収をチェックし、平均年収が高いSIerへの依頼を優先するのもポイントです。

エンジニアを確保するのなら、エンジニア派遣サービスの利用もおすすめです。求めるエンジニアを「必要なとき」に確保できるため、無駄なコストを削減しつつ人材活用が可能です。

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