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エンジニアの常駐派遣とは?客先常駐エンジニアの特徴や有効活用する方法を解説

エンジニア不足に悩むことが多い現代、エンジニアを常駐派遣するケースが増えています。顧客先に常駐する形式をとるエンジニアには、派遣契約と準委任契約(SES)といった契約形態があり、客先常駐エンジニアを有効活用するためには、事前にいくつかのポイントを把握しておくことが重要です。本記事では客先常駐エンジニアの特徴や、採用のメリット・デメリット、有効活用する方法などについて解説しているので参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.客先常駐のエンジニアとは?
    1. 1.1.客先常駐とはどのような働き方?
    2. 1.2.派遣契約で客先常駐のエンジニアを雇う場合
    3. 1.3.準委任契約で客先常駐のエンジニアを雇う場合
  2. 2.客先常駐エンジニアの需要は高まっている?
    1. 2.1.経験豊富なエンジニアが多い
    2. 2.2.広い人脈を持っているエンジニアも多い
  3. 3.客先常駐エンジニアを雇用するメリット
    1. 3.1.客先常駐エンジニアとマッチすれば長期契約も可能
    2. 3.2.客先常駐には繁忙期のみの短期契約もできる
    3. 3.3.コミュニケーション能力に長けたエンジニアも多い
  4. 4.客先常駐エンジニアを雇用するデメリット
    1. 4.1.エンジニアの契約形態によって指示の仕方に気を付ける必要がある
    2. 4.2.教育の時間が必要なこともある
    3. 4.3.帰属意識が高まりづらい
  5. 5.客先常駐エンジニアを有効活用する方法
    1. 5.1.人間関係でのトラブルをサポート・ケアする
    2. 5.2.客先常駐エンジニアが働きやすい環境を提供する
    3. 5.3.就労環境を整える
  6. 6.客先常駐エンジニアを雇用するなら本人の「向き不向き」をチェックする
    1. 6.1.客先常駐エンジニアに向いている人の特徴
    2. 6.2.客先常駐エンジニアに向いていない人の特徴
  7. 7.エンジニアの人員補充は「アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービス」がおすすめ
    1. 7.1.客先常駐は「派遣エンジニア」の活用がポイント
    2. 7.2.アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスには多くのスキルを持つエンジニアが在籍している
  8. 8.まとめ

客先常駐のエンジニアとは?

客先常駐エンジニアの意味や概要について、まずは以下で解説します。

客先常駐とはどのような働き方?

客先常駐とは、エンジニアが「所属する会社以外の場所で常駐して働く労働スタイル」を意味します。一般的に別会社で雇用された状態で派遣されるケースと、フリーランスエンジニアとして常駐するケースがあります。いずれにせよエンジニアが他の企業に常駐しながら働くことを、客先常駐といいます。

客先常駐には、システムエンジニアリングサービス(SES)と派遣の2種類があります。エンジニアの客先常駐のうち派遣契約で行われるものは「派遣」となり、準委任契約で実施されるものはものは「SES」となります。

派遣契約で客先常駐のエンジニアを雇う場合

客先常駐のエンジニアを雇用する際には、派遣会社と契約して必要な能力を持つ人材を派遣してもらう方法があります。その場合エンジニアへの指揮命令権は自社(派遣先企業)にあるため、契約範囲の業務を必ず指揮命令者が指示しなければなりません。

準委任契約で客先常駐のエンジニアを雇う場合

準委任契約とは、依頼した作業を実施することに対して報酬を支払う契約形態を意味します。別名「SES契約」とも呼ばれ、派遣とは違い自社に指揮命令権がないことなどが特徴です。

客先常駐エンジニアを利用する際には、「派遣契約」と「準委任契約」の違いを確認しておくのが重要です。

客先常駐エンジニアの需要は高まっている?

客先常駐エンジニアの需要は、昨今高まりつつあります。以下では、客先常駐エンジニアに注目が集まっている理由を解説します。

経験豊富なエンジニアが多い

客先常駐エンジニアは、多くの企業で働けるのが特徴です。そのため、さまざまな業務・プロジェクトを経験していることが多く、エンジニアとして柔軟に働いてくれる可能性が高いことから需要が向上しています。

広い人脈を持っているエンジニアも多い

客先常駐エンジニアとして働き続けていると、広い人脈を形成することも多いです。自社で採用することで、採用した人材の友人や知人を紹介してくれるリファラル採用のきっかけを生む可能性もあるため、人手不足が続く昨今重要視されています。

客先常駐エンジニアを雇用するメリット

客先常駐エンジニアを雇用することには、さまざまなメリットがあります。以下を参考に、客先常駐エンジニアを採用する理由を探してみてください。

客先常駐エンジニアとマッチすれば長期契約も可能

客先常駐エンジニアと上手くマッチすれば、長期契約を結ぶことも可能です。優秀なエンジニアを長期間確保できれば、自社のプロジェクトを効率的に進める役割も任せられるでしょう。

客先常駐エンジニアとの契約更新を検討する際には、条件交渉を密に行って自社に留まってくれるよう説得するのがポイントです。

客先常駐には繁忙期のみの短期契約もできる

繁忙期など人手が必要なタイミングにも頼れる点も、客先常駐エンジニアを雇用する大きなメリットです。企業の状態によっては、エンジニアを1年中必要としないこともあります。常駐のエンジニアとして、短期契約で派遣ができるため、業務量が多い時期のみの派遣とすることが可能です。

コミュニケーション能力に長けたエンジニアも多い

客先常駐エンジニアはさまざまな会社の職場で働くため、コミュニケーションスキルが高い人材も多いのが特徴です。スムーズに職場に馴染み、協力して仕事にあたってくれる人材に出会える可能性も高い点はメリットです。

コミュニケーション能力は自社の職場だけでなく、外部のクライアントや取引先企業と接する際にも重要なスキルになるため、エンジニア採用において重要な能力と位置付けられています。

客先常駐エンジニアを雇用するデメリット

客先常駐エンジニアを雇用する際には、デメリットにも注意が必要です。以下では、客先常駐エンジニアの採用時に考えられるデメリットを解説します。

エンジニアの契約形態によって指示の仕方に気を付ける必要がある

客先常駐として雇用しているエンジニアには、自社から直接指示ができないデメリットがあります。基本として派遣契約の場合には、契約書範囲外の業務は指示できませんが、派遣元会社に業務範囲変更の相談は可能です。

一方で、準委任契約の場合には契約先の責任者に業務依頼が必要となるため、直接指示ができない仕組みになっています。

教育の時間が必要なこともある

客先常駐エンジニアが自社の業務内容に不慣れな場合、教育する時間が必要になるケースもあります。業務環境に馴染めない場合、教育に時間がかかって戦力として数えられない期間が延びる可能性も懸念されるでしょう。

帰属意識が高まりづらい

客先常駐エンジニアは別会社に所属する人材であるため、自社に帰属意識を持ってくれるケースは少ないです。「チームで協力し合う」「会社の利益のために働く」といった意識を持ちにくいことから、自社のエンジニアと気持ちの面ですれ違う可能性もあります。

良好な人間関係の構築ができなかったり、帰属意識を強要してトラブルに発展したりといったケースも懸念されます。

客先常駐エンジニアを有効活用する方法

客先常駐エンジニアを有効活用するには、いくつかのポイントを把握しておくのが重要です。以下を参考に、客先常駐エンジニアを活用するためのポイントをチェックしてみてください。

人間関係でのトラブルをサポート・ケアする

客先常駐エンジニアと自社エンジニアの仲が悪くなると、その能力を自社で活かせなくなります。客先常駐エンジニアの人間関係は定期的にチェックし、必要に応じてサポートやケアを行うのがポイントです。

同時に、自社エンジニアに客先常駐エンジニアの特徴や必要性を周知させ、お互いが協力しやすい環境整備を進めます。

客先常駐エンジニアが働きやすい環境を提供する

客先常駐エンジニアのなかには、独自の労働スタイルを確立している人も多くいます。そのため職場環境次第では、その実力を発揮できない可能性もあるため注意が必要です。

客先常駐エンジニアの雇用に合わせてフレックスタイム制を導入するなど、働きやすい環境に職場を変えていくのもポイントです。

就労環境を整える

客先常駐エンジニアの能力が高くても、就労環境が悪いとその能力を活かせません。必要なソフトや機材は最新のものをそろえ、客先常駐エンジニアの業務効率を落とさないのも重要です。

既存エンジニアの意見を参考に、どのような就労環境を整備すべきか事前に話し合う機会を設けるのがポイントです。

客先常駐エンジニアを雇用するなら本人の「向き不向き」をチェックする

客先常駐エンジニアという働き方は、人によって向き不向きが別れます。客先常駐エンジニアに向いている人と向いていない人の特徴をチェックし、採用すべき人材を明確にしましょう。

客先常駐エンジニアに向いている人の特徴

「向上心がある」「柔軟に業務に取り組める」「周囲と協力できる」といった特徴を持つ人は、客先常駐エンジニアに向いている人材です。どのような職場でも自分の能力を発揮し、成長しようとする意欲のある人材を確保するのがポイントです。

客先常駐エンジニアに向いていない人の特徴

「職場の変化に対応するのが遅い」「周囲と協力する気持ちがない」「新しいスキルを覚える意欲が薄い」といった人は、客先常駐エンジニアに向いていない人材だといえます。採用しても自社の足を引っ張る可能性があるため、事前にその人の特徴・性質を見極める時間を確保して対応しましょう。

エンジニアの人員補充は「アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービス」がおすすめ

エンジニアの人手不足に悩む際には、常駐派遣エンジニアの利用がおすすめです。特にITインフラエンジニアの派遣を専門とした「アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービス」なら、多くのメリットを得られます。

客先常駐は「派遣エンジニア」の活用がポイント

職場の人材不足を解消するのなら、客先常駐エンジニアとして派遣エンジニアを活用することをおすすめいたします。必要なスキルや業務内容を提示することで、派遣会社が自社にマッチしたエンジニアを派遣してもらえます。

アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスは、全国に多くの拠点を持つ派遣会社であるため、突発的な人手不足の際にも派遣エンジニアで素早く人員補充が可能です。

アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスには多くのスキルを持つエンジニアが在籍している

アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスは、全国に多くの拠点を持ちつつ、2,000名を超えるITインフラエンジニアを正社員で雇用しています。さまざまなスキルトレーニングや資格取得を達成した優秀な人材が多いため、幅広い業務・要望に対応可能です。

欲しいタイミングに欲しいエンジニアを確保できので、日頃から有効活用することで慢性的な人手不足の解消にもつながります。

まとめ

客先常駐エンジニアには、メリットもデメリットもあるため、有効活用するためには事前の情報収集と準備が欠かせません。まずは客先常駐エンジニアの基本を確認し、導入におけるシミュレーションを行ってみてください。

客先常駐エンジニアの導入を検討するのなら、派遣エンジニアの活用がおすすめです。アイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスの派遣エンジニアは、豊富なスキルと経験を持つ人材ばかりです。企業が抱える課題や問題点の解決、業務効率化や事業発展への貢献など、さまざまなメリットを提供できます。この機会にアイエスエフネットのITインフラエンジニア派遣サービスの魅力を、ぜひ一度確かめてみてください。

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