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ビジネスチャット導入支援会社3選!導入費用の目安も徹底解説【2022年最新版】

テレワークをはじめ、社外で働く機会が急増した昨今において、スムーズなコミュニケーションが取れる環境は必須です。

『電話は早いけど相手の時間も奪ってしまうよなぁ...』
『メールは1通ずつ開かなければならないんだよねぇ...』
などの悩みから、これまで電話やメールが担っていた役割は、ビジネスチャットツールへ託されつつあります。

どうせ導入するのであれば、従業員が使いやすく、利用に対する負担が少ないものが良いと思います。
ただ、ビジネスチャットツールに限らず、多くのSaaSサービスがコモディティ化してきており、性能面での差がなくなってきていることも正直なところです。

そのため多くのSaaS製品でアプリケーションそのものの選定よりも、むしろ適切な導入支援を受けられるか、適切な運用サポートを受けられるかが社内導入における“成功の鍵”となっています。

情報システム部門の皆さまも、新しいSaaS製品を導入する際
「導入支援を行っている会社のサービスレベルがいかに安定しており、信頼できるか」
「導入後のサポート体制は充実しているか」
などを製品選びのキーポイントとしているのではないでしょうか?
 
この記事では、チャットツールの導入支援を行っている会社の紹介と、あわせて導入費用の目安についても、わかりやすく解説していきます。

※ビジネスチャットのオススメはこちら

目次[非表示]

  1. 1.ビジネスチャット導入支援会社 3選
  2. 2.ビジネスチャットツール導入にかかる費用感(目安)
  3. 3.まとめ

ビジネスチャット導入支援会社 3選

さっそく、導入ベンダーを3社ご紹介致します。
▽株式会社ハイパー
▽Talknote株式会社
▽株式会社アイエスエフネット

▽株式会社ハイパー
ネットワーク環境の構築・保守、あるいはコンピューター本体や周辺機器、ソフトウェアなどを法人向けに販売するITサービス事業のほか、Webサイトや映像制作などのデジタルコンテンツ事業も展開するハイパー。
 
事業活動の一環で、ビジネスチャットとしても人気の高い「Chatwork」の導入支援サービス「co-mmute(コミュ―ト)」を提供しています。
 
グループワークの作り方やタスク管理の方法など細かな操作支援のほか、アドバイザーによるテレワークに関する相談やノウハウも提供しており、テレワーク全般の課題を解決するための心強い味方となってくれるでしょう。
 
▽Talknote株式会社
Talknote株式会社が提供するのは、社名でもあるビジネスチャット「Talknote」の運用・管理を主な事業として展開しています。
 
Talknoteは、ビジネスチャットとしての機能だけではなく、タスク管理や情報共有するためのノート、投稿の予約機能やメールの自動転送など、トータル的なビジネスコミュニケーションツールです。
 
一般的にシステム導入後のサポートは、カスタマーサポートに問い合わせて対応することが多いですが、同社では専任の担当者が導入から運用まで支援してくれます。
自社の課題や環境を正確に把握した担当者がサポートしてくれるため、理解が深く、的確なアドバイスを受けることが可能です。
 
▽株式会社アイエスエフネット
ITインフラを中心に、全国17箇所、正社員エンジニア2,000名でさまざまなITソリューションを提供しているアイエスエフネット。
 
ITインフラを網羅的に事業展開しているアイエスエフネットが提供しているのは、国内外でも高いシェア率を誇る「Slack導入支援サービス」です。
 
自社でSlackを活用しているノウハウをもとに、導入支援だけではなく事例に基づいた社員への定着支援や活用支援サービスも提供しています。


 
※Slackに関する記事はこちら


ビジネスチャットツール導入にかかる費用感(目安)

導入するチャットツールやサポート支援を提供するベンダーによって、かかるコストはさまざまですが、発生する費用は導入費(イニシャル費用)や月額費(ランニング費用)の2つに大別されます。
 
■チャットツール導入にかかる費用感(目安)

*導入費用

▽パッケージやオンプレミスでの導入費
規模やカスタマイズによって大きく変動しますが、相場は30万円〜100万円ほどとなります。
オンプレミス型の場合、クラウドサービスではなく自社環境での導入のため、セキュリティ面での強化を図りやすくなることが特徴です。

一方で、利用環境を社内ネットワークに限定するのか、社外からの利用も可能にするのかによって実施する対策も異なるので、導入前にはより具体的な計画が必要です。
また、クラウド環境でシステムの不具合が発生した場合は、導入支援ベンダーやチャットツールの運営会社が対処してくれますが、オンプレミスではシステムに不具合が発生したら自社の人材で対処しなければなりません。

ベンダーに依頼するにしても、訪問や作業日程のスケジュール調整を行わなければならないので、即座に対処できないこともありえます。
社内SEをはじめ、システムに対応できる人材がいれば問題ありませんが、いない場合には新たに採用するなど、採用や人材に対してもコストがかかることを意識しなければいけません。

あるいは、24時間365日サポート対応してくれるベンダーを選択するのも一つの手段となるでしょう。

*月額費用

▽課金制
課金制は「1ユーザー200円」のように、チャットツールを使用する人数が増えるごとに費用が増えていくパターンとなります。
定額制の最低人数を下回る場合には、課金制の方がお得な場合がほとんどなため、少人数の会社や利用者が限定的であれば、課金制を選択すると良いでしょう。
 
▽定額制
定額制は、先の課金制とは異なり「5ユーザーまで1,000円」のように、利用者数が多い場合にお得に利用できるプランです。
 
5名まで1,000円のプランを利用するにあたり、利用者が2名しかいなければ1名あたり月額500円かかってしまうため、プランの上限に近い人数の利用者が見込まれる際に選択することをオススメします。
 
導入するチャットツールによって価格が大きく異なり、5名で1,000円のものもあれば5,000円のものもあります。
ただし、安ければ安いほど良いとは限らず、使用できる機能やセキュリティレベルの強固さなどに違いがあることも多いため、費用に流されず、導入の目的を明確にして選ばなければなりません


まとめ

かつてコミュニケーションツールといえば電話やメールが中心でしたが、より効率的でスピード感のあるチャットツールは、多くの企業で主流になりつつあります。

「わざわざ内線するほどのことではない」
「メールはいちいち開かなければならず、返信するまでの手順も煩わしい」
といった不満を解消し、円滑なコミュニケーションを提供してくれます。
 
非常に便利なチャットツールですが、一方で種類が豊富なため、どのツールが自社に一番あっているのか?について疑問が残ると思います。
また、チャットツールの多くは、多方面にわたる機能が搭載されているため、導入しても使いこなせないケースもあることは否めません。
 
しかしながら冒頭でも述べた通り、チャットツール自体の機能差は無くなってきております。

そのため、チャットツールの導入、乗り換えを検討している情報システム部門の担当者は、積極的に導入支援サービスを提供している会社へ相談し、導入支援から導入後のサポートまで、サービスをフル活用して、適切な運用に向けた環境を整えていきましょう。


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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。


アンドレ
アンドレ
情シス担当兼ライター。嫌いな言葉は「インシデント」。好きなアーティストはビートルズ。夏だけサーフィンをするエセサーファーです。少しでもお客様のお役に立てるような、良質な情報を発信していきます。

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